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2014年2月14日 (金)

高いほどいい楽器?

【佐村河内 守】氏と、彼のゴーストライター(ゴーストコンポーザー?)であった【新垣 隆】氏に関する報道には驚いたが、冷静に考えてみると、レベルの差はあっても同様の事例は枚挙にいとまがないと想像できる。

レコード会社は"知らんぷり"だが、そんなわけはないだろう。

佐村河内氏をマネージメント(サポート)していた人々だって、気づいていたに違いない。

もちろん、マスコミも……。

言わば、"現代のベートーベン"をネタに、利益を分かち合う運命共同体だ。

いやはや……「なんだかなー」(by 阿藤 快)……である。

閑話休題。

贋作盗作音楽夜話』という本があります。

たまたま購入した時期が重なりましたが、上記の事件(?)に触発(?)されて買い求めたわけではありません(笑)

玉木宏樹氏の著書だから購入したのであります。

音の後進国日本―純正律のすすめ (マイ・ブック)』『純正律(ピュアミュージック)は世界を救う―身体によい音楽・悪い音楽 (マイ・ブック)』は興味深く読ませていただきました。

……『贋作盗作音楽夜話』の第1章は『贋作だらけの音楽史』。

その中の『ヴァイオリンの贋作 その1』に記された一文が、ワタクシが常日頃考えていることと同じでありました。

曰く……ヴァイオリニストにとっての名器とは、いちばん自分の体にフィットして楽に音の出るものと決まっているはずなのに、その前にまず金で判断してしまうのです。

続いて、玉木氏は、このように綴っています。

その根拠には「同じ腕なら、いい楽器を持っていなければ損」という恐ろしい強迫観念があります。この、悲惨なまでの道具偏重は、本来の「腕を磨く」という地味な忍耐に対しては、百害あって一利なしの「悪魔のささやき」なのです。

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