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2010年1月29日 (金)

本年、最高のアルバム?

2010年のベストアルバムです・・・って、まだ1月ですね。

でも、そう言いたくなるほどの作品なんです。

Alexandre Gismonti (アレシャンドレ・ジスモンチ) の「Baião de Domingo (バイアォン・ヂ・ドミンゴ)」(日曜日のバイアォン)であります。

アレシャンドレはブラジルが世界に誇る鬼才エグベルト・ジルモンチの息子で、この作品がデビュー・アルバムとのこと。

全篇、アレシャンドレのヴィオロンにベースとパーカッションが加わったトリオ編成で、自身のオリジナル曲に加え、ルイス・ゴンザーガの「Asa Branca」、シヴーカの「Feira de Mangaio」、ドリヴァル・カイーミの「O Bem do Mar」「Saudade da Bahia」、ピシンギーニャの「Ainda Me Recordo」など、全11曲が収録されています。

全体的に"ノルデスチ"が色濃く感じられる演奏で、普段、ショーロを中心に聴いているワシにとっては、とっても新鮮な作品でした。

アレシャンドレのヴィオロンはタッチが軽やかで、フィンガリングもスムーズ。よどみのないフレージングが心地好いんです。でも、ちょっと線が細過ぎ・・・といった感は否めませんが・・・そこん所は今後に期待しましょう。

HMVの解説には「ブラジル音楽全般、ジャズ、クラシック、フラメンコなど多くのジャンルから奏法/フレージングを学び、プロとして活躍を開始。」と記されていますが、このアルバムに関しては、ジャズのエッセンスをそれほど強く感じることはないと思います。

とにもかくにも、ブラジルのギター音楽がお好きな方にオススメの一枚です。

アレシャンドレのオリジナル・ナンバーもなかなか良いですゾ。


Alexandre Gismonti / Baiao De Domingo

Alexandre Gismonti(violåo)
Mayo Pamplona (contrabaixo)
Felipe Cotta (percussão)

2009年7月録音
2010年1月発売

Fina Flor (FF020)

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