『情熱のリオ』
ブラジルに行きたくてウズウズしているのですが、金も暇もありません。そのせいなんでしょうか。本屋に行って、ブラジルに関連したタイトルを目にすると、ついついその本を購入してしまいます。
きょうは久しぶりに行った大規模書店で『情熱のリオ ベテラン・サカオの半世紀 とっておきのブラジルおもしろ裏話』という本を見つけました。著者は坂尾英矩さん。1956年、単身ブラジルに渡り、音楽界や放送業界、日系社会に深く関わってきた方で、ピアニストでもあります。その名前は記憶にありました。『ボサ・ノーヴァ詩大全』を著した方です。これは、なかなかの名著でありました。
『情熱のリオ』にも、著者でしか知り得ない、とっておきの「おもしろ裏話」の数々が軽妙洒脱な筆致で描かれています。
ただ、タイトルが良くないですね。『情熱のリオ』・・・ですって。ありきたりなのはともかくとして、内容と一致していないんですよね~。
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