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2008年8月24日 (日)

ショーロの楽譜集

 ブラジルのヴィオロン(ギター)にはショーロの伝統が息づいています。
 つまり、ヴィオロニスタ(ギター奏者)はショラウン(ショーロ演奏家) なんですね。

 ということは、ヴィオロニスタになるにはショーロを勉強しなくちゃいけないわけです。

 ショーロを学ぶためには・・・。

  1. リオ(サンパウロでも可)に行き、演奏家に弟子入りする
  2. 日本で活躍している演奏家に弟子入りする
  3. 独学する

 選択肢はこの三つでしょうか。

 最近はブラジルに入って音楽を学ぶ方が増えているようですが、一般的には難しいですよね。日本の演奏家に学ぶのも良い方法だと思いますが、私のように田舎に暮らす者にとっては難しいんです。そうなると、やはり独学でしょう。CDを繰り返し繰り返し何度も聴いて耳コピします。コピーするのは手間隙かかりますが、ホントに勉強になります。

 しか~し、時間がかかります。

 回り道じゃなくて、近道を行きたいという方もいらっしゃることでしょう。そんな方にお勧めなのが、「フルートとギターのためのショーロコレクション Vol.1(CD付き)」(中央アート出版社)です。ブラジルのアカリレコードが協力し、フルートの熊本尚美、ギターのマウリシオ・カヒーリョ、パウロ・アラガゥンと超一流のショラウンによってつくられた楽譜集です。

 熊本さん曰く「熊本尚美の夢が、また1つここに実現しました。日本初の、いや本国ブラジルでもまだ作られたことのない、世界初の画期的なショーロの楽譜集です。熊本の選曲によるショーロのスタンダード曲を10曲収録。ギターのパートは、役割が良く分かるようにすべて音符で表記。クラシックギターの方もショーロの演奏が可能になりました。マウリシオとパウロの個性あふれるアレンジも素敵です。もちろんコードも付いていますので、リズムを勉強したい方にもお薦めです。また「フルートの為の」とありますが、他のソロ楽器にも大いに活用して頂けます。付属CDにはフルート&ギターのデュオによる模範演奏の他、ギターのみのマイナスワントラックも付いています。」とのこと。

 もちろん、私は持っています。熊本さんの仰るとおりアレンジが格好いいです。お洒落です。でも、けっこう難しいです。

 収録されている曲は、「ア・フロール・アモローザ」「ナケーリ・テンポ」「テルナ・サウダージ」「エントリ・アミーゴス」「ア・ヴィーダ・エ・ウン・ブラーコ」「ヤラ」「プリメイロ・アモール」「ミーニャ・フラウタ・ヂ・プラータ」「リングア・ヂ・プレート」「チコ・チコ・ノ・フバー」。ヴィオロンは7弦ではなく6弦用のアレンジです。6弦ギターのBaixaria(バイシャリーア)が勉強になりました。ちなみに、バイシャリーアとは低音を奏でるショーロ独特の対旋律のことです。

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