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2008年8月31日 (日)

『ボサ・ノヴァ・スタンダード・ソング』

 『ボサ・ノヴァ・スタンダード・ソング』(リットーミュージック)という楽譜集があります。

 ボサ・ノヴァに限らず、サンバ、MPBのスタンダードが104曲(!)掲載されています。メロディーとコードのみを記したシンプルな譜面ですが、セッションやアレンジ、耳コピーなどに活用できそうです。楽譜はすべてバークリー音楽大学学科長マシュー・ニコル氏が採譜したものなんだそうです。巻末付録の「ブラジル音楽ガイド」や「演奏スタイルを知る」「曲紹介」「ブラジルのパーカッションを知る」「歌詞対訳」も大いに役立ちそうです。

 オススメ度 ★★★★★

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2008年8月30日 (土)

続「演奏能力開発エクササイズ」

 ただいま、教則DVD『クラシック・ギタリストのための演奏能力開発エクササイズ』の譜面を見て練習している真っ最中です(DVDは見ていません)。

 タブ譜の誤りを見つけました(よくあることですが)。

 「ブラウワー風アルペジオ・エチュード」の和声進行が素敵です。
 ブラウワー、って誰って思ったら、ブローウェルのことでした。
 譜面・解説が米国人なので英語読みなんですね。

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演奏能力開発エクササイズ

 アマゾンに注文していた『クラシック・ギタリストのための演奏能力開発エクササイズ』というDVDが昨日届きました。ヴィオロンの演奏技術向上のためなら寸暇を惜しまないわたくしでございます。早速封を開き、プレイヤーにかけてみました。

 けっこう使える教則DVDでございます。

 クラシック・ギターで必要とされるテクニックを網羅しています。かといって冗長にならずに、定番のエチュードなどは美味しいところだけをアレンジする(「カルカッシ風Aメジャー・エチュード」「ジュリアーニ風Eマイナー・エチュード」「ヴィラ=ロボス風エチュード」「バッハ・プレリュード風エチュード」)など、短時間で効果的な練習ができそうです。

 残念なのは、付属の解説書にある譜面(五線譜+タブ譜)に左手の運指が記されていないことです。運指は映像を見て確認するしかありません。初心者・初級者にとっては不親切ですね。これでは画竜点睛を欠くであります。

 それなりに弾ける人が基本技術を確認しつつ、新たな上級テクニックをマスターするための教則DVDでございますね。

 オススメ度 ★★★★☆

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2008年8月29日 (金)

ブラジルの弦楽器製作家

 カヴァキーニョをオーダーしたいと思い、ブラジルの製作家をネットで検索してみました。検索ワードはluthiercavaquinhocavacoなど。けっこう時間がかかりましたが、数人のホームページにたどり着くことができました。

 う~む、見てるだけでワクワクします。

 JBはご存知の方も多いかと思いますが、その他にも・・・

・・・いかがですか? オーダーしてみませんか?

 えっ、わたしですか?
 
楽器増殖中に付き、カヴァコのオーダーは休止中でございます。

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2008年8月28日 (木)

パーカッションをやろう!

 ヴィオロニスタとはヴィオロン奏者のこと。ヴィオロンとはポルトガル語でギターのこと。特にナイロン弦やスチール弦のアコースティック・ギターのことを指すようです。ちなみにエレクトリック・ギターはギターハです。(←誤りがありましたらご指摘ください)

 ギターハって本来はいわゆるポルトガル・ギターのことですね。「いわゆる」って書いたのは、ポルトガルではポルトガル・ギターって言わないはずですから・・・。

 ブラジル音楽をやるヴィオロニスタとして、私の最大の弱点はリズムであります。リズム感を鍛えるために効果的なのは・・・

  • サンバを踊る
  • パーカッションを演奏する

 ・・・てなことが考えられますが、まわりにサンバを踊れる環境がありません。自宅で一人踊ってたら変なオジサンです(たまにやってますけど)。

 とすると、パーカッションですな~。やっぱり、パンデイロしかないでしょう。って、私、パンデイロで挫折してます。パンデイロは生半可な気持ちでやれる楽器じゃないです。であれば、タンボリンか。いやいや、タンボリンは音が響きすぎ。マンション住まいでは難しいです(たまにやってますけど)。となると、カバサシェイカーか?

 最近手に入れたものがありますので、紹介しますね。

 まずは、リズムテック社のピッコロカバサです。その名の通り、小さくて軽いんです。シャカシャカと軽快に16分音符を刻むことができます。取っ手にポリウレタン(?)が巻かれているのもポイントが高いですね。演奏しやすいですよ。

0825祭10リズムテック・ピッコロカバサ RT8002

 そして、マイネル社のルイス・コンテ・シグネチャー・シェイカー。3つのモデルがあるようですが、私が購入したのは「スタジオシェイカー」(色が赤いやつです)。とても細やかで、滑らかなサウンドです。これほど繊細なサウンドのシェイカーを私は知りません。ボディーはプラスチック(?)です。2つに分けて使用できるようにも見えますが、これはできません。

マイネルルイスコンテシグネチャーシェイカーSH5R

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2008年8月27日 (水)

追悼 ドリヴァル・カイミ

ドリヴァル・カイミ[Dorival Caymmi]が亡くなった。享年94歳。合掌。

巨星墜つ――ドリヴァル・カイミ、94歳で永眠

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2008年8月26日 (火)

日本ブラジル交流年

1908年4月28日、第一回日本人移住者781名(この他に自由渡航者10名)を乗せた笠戸丸(かさとまる)が神戸港を出航し、約2カ月の航海の後、6月18日にブラジル・サントス港に入港し、日本人のブラジル移住が始まりました。

今年は日本人ブラジル移住100周年にあたる2008年という記念すべき年。

というわけで、今年は日本ブラジル交流年なのであります。

ちなみに、笠戸丸から始まったブラジル移住者の子孫は、150万人に上るとも言われているそうです。

ブラジルといえば・・・。

今年はボサノヴァ生誕50周年でもあります。

偉大なるサンビスタ、カルトーラの生誕100周年でもあります。

ついでに、私も50歳・・・。

なにはともあれ、ブラジル音楽愛好家にとってはうれしい一年になりそうです。

って、もう8月も末なんですけど・・・。

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2008年8月25日 (月)

現役最高の7弦ヴィオロニスタ

 現役最高の7弦ヴィオロニスタといえば・・・。

 やはり、Yamandu Costa(ヤマンドゥ・コスタ)でしょうか?

 女性に譬えれば、才色兼備で性格も良く、料理の腕前も抜群、おまけに床上手(^_^;)。

 ・・・とにかく、素晴らしいヴィオロニスタです。何でも弾けちゃうんだろうな、この人は。

 一昨年11月の来日コンサート「TOKYO SESSION SOLO LIVE 2006」を見ました。2回も。ステージにはヤマンドゥと彼が奏でる一本のヴィオロン・セッチ。圧倒的なまでのスピード感と表現力。会場は興奮の坩堝と化しました。至福のひと時でありました。

 「ワークショップ」にも参加しました。

 私「ステージの前にはどんなウォーミングアップやエクササイズをやってるんですか?」

 ヤマンドゥ「何にもやってないよ。弾きたいことを弾きたいように弾いているだけだから」

 質問した私が馬鹿でした。あなたは正真正銘の天才(↓)ですもの。

 ヤマンドゥの魅力を堪能できる作品がこちら!
 ブラジルのDVDですが、再生に問題はありません。

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2008年8月24日 (日)

ショーロの楽譜集

 ブラジルのヴィオロン(ギター)にはショーロの伝統が息づいています。
 つまり、ヴィオロニスタ(ギター奏者)はショラウン(ショーロ演奏家) なんですね。

 ということは、ヴィオロニスタになるにはショーロを勉強しなくちゃいけないわけです。

 ショーロを学ぶためには・・・。

  1. リオ(サンパウロでも可)に行き、演奏家に弟子入りする
  2. 日本で活躍している演奏家に弟子入りする
  3. 独学する

 選択肢はこの三つでしょうか。

 最近はブラジルに入って音楽を学ぶ方が増えているようですが、一般的には難しいですよね。日本の演奏家に学ぶのも良い方法だと思いますが、私のように田舎に暮らす者にとっては難しいんです。そうなると、やはり独学でしょう。CDを繰り返し繰り返し何度も聴いて耳コピします。コピーするのは手間隙かかりますが、ホントに勉強になります。

 しか~し、時間がかかります。

 回り道じゃなくて、近道を行きたいという方もいらっしゃることでしょう。そんな方にお勧めなのが、「フルートとギターのためのショーロコレクション Vol.1(CD付き)」(中央アート出版社)です。ブラジルのアカリレコードが協力し、フルートの熊本尚美、ギターのマウリシオ・カヒーリョ、パウロ・アラガゥンと超一流のショラウンによってつくられた楽譜集です。

 熊本さん曰く「熊本尚美の夢が、また1つここに実現しました。日本初の、いや本国ブラジルでもまだ作られたことのない、世界初の画期的なショーロの楽譜集です。熊本の選曲によるショーロのスタンダード曲を10曲収録。ギターのパートは、役割が良く分かるようにすべて音符で表記。クラシックギターの方もショーロの演奏が可能になりました。マウリシオとパウロの個性あふれるアレンジも素敵です。もちろんコードも付いていますので、リズムを勉強したい方にもお薦めです。また「フルートの為の」とありますが、他のソロ楽器にも大いに活用して頂けます。付属CDにはフルート&ギターのデュオによる模範演奏の他、ギターのみのマイナスワントラックも付いています。」とのこと。

 もちろん、私は持っています。熊本さんの仰るとおりアレンジが格好いいです。お洒落です。でも、けっこう難しいです。

 収録されている曲は、「ア・フロール・アモローザ」「ナケーリ・テンポ」「テルナ・サウダージ」「エントリ・アミーゴス」「ア・ヴィーダ・エ・ウン・ブラーコ」「ヤラ」「プリメイロ・アモール」「ミーニャ・フラウタ・ヂ・プラータ」「リングア・ヂ・プレート」「チコ・チコ・ノ・フバー」。ヴィオロンは7弦ではなく6弦用のアレンジです。6弦ギターのBaixaria(バイシャリーア)が勉強になりました。ちなみに、バイシャリーアとは低音を奏でるショーロ独特の対旋律のことです。

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2008年8月23日 (土)

You Tube - Raphael Rabello

 何をいまさら、と言われそうですが、You Tubeは宝の山ですよね。
 数多のヴィオロニスタを動画で見られるんですから。

 すでに亡くなってしまったアーティストや引退してしまったアーティストの演奏も見ることができますもんね。

 名人、達人たちの映像は、私にとって最高の教材です。フレージングやフィンガリングを何度もチェックできますからね。少々音が悪くたって、気にしません。憧れのアーティストたちが目の前で(パソコンのモニター上ですけど)演奏しているんですから。

 さて、ハファエル・ハベーロ(1962-1995)である。

 あらゆる意味において最高のヴィオロニスタでしょう。最高のヴィオロニスタだった、と表現すべきでしょうか。残念ながら亡くなっていますから。

 Raphael RabelloをYou Tubeで検索し、ヴィオロンを弾いている姿を見たときの感動は今でも忘れられません。

 というわけで、ハファエル・ハベーロで「ジェット機のサンバ」をご覧ください。

 いかがでしたでしょうか?

 この演奏が気に入った方におすすめなのが、アルバム「TODOS OS TONS」です。「ジェット機のサンバ」ではパコ・デ・ルシアが加わり、よりエキサイティングな演奏が楽しめます。収録曲は「イパネマの娘」や「ワン・ノート・サンバ」、「黒と白のポートレート」など、全篇ジョビン・ナンバーです。

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2008年8月22日 (金)

Free Sheet Music

 「弾きたい曲の楽譜が手に入らない」

 「あの曲のコード進行を知りたい」

 そんなときに役立つサイトを集めてみました。
 サイドバー(→)のFree Sheet Musicをご覧ください。

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マルコ・ペレイラ(Marco Pereira)

 「好きなギタリストは?」と聴かれると、ハファエル・ハベーロマルコ・ペレイラなどと答えている。切れ味の鋭い音色と圧倒的なまでのドライブ感で聴くものの心を揺さぶる情念のヴィオロニスタ、ハベーロに対して、完璧なまでに抑制されたクールなフレーズとホットなリズムで我々を魅了し続けるペレイラ。ハベーロは若くしてすでに物故し、ペレイラはクラシックからポピュラーまで、ジャンルを問わず幅広く活躍を続けている。

 私が持っている二人のリーダーアルバムを数えてみた。ハベーロが7枚、ペレイラが9枚だった。日本盤は出ていないし、入手しにくい二人のCDだが、ネット通販を利用し買い求めたものが多い。

 私が気に入っているマルコ・ペレイラ(Marco Pereira)のアルバム・ベスト5を紹介しよう。

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2008年8月21日 (木)

バーデン・パウエル(Baden Powell)

 ヴィオロニスタといえばやはりバーデン・パウエルですよね。
 誰がなんといってもバーデン・パウエルでございます。

 死後8年目にして、今更ながらではありますが、彼の偉大さをあらためて感じている今日この頃でございます。

 バーデンをコピーしようとは恐れ多くてゆめゆめ思ったことなどございませんが、ここ数年、彼の曲をいくつか弾いてまいりました。楽譜集としては、米国のGSP社から出ている「The Guitar Works of BADEN POWELL Vol.1」が良いですね。これは大手のクラシックギター専門店で入手できると思います。Vol.2も欲しいのですが、残念ながら出版されていないようです。
 
 「The Guitar Works of BADEN POWELL Vol.1」には9曲しか載っていません。あれも弾きたいし、これも弾きたいのに・・・。そんなときにネットで見つけたのがBrazil-On-Guitar。バーデンの公式サイトであります。Tabsをクリックしたら・・・、う~む宝の山でございます。オリジナル曲はもちろんのこと、ショーロの名曲からジャズ系スタンダードまで、彼の演奏を採譜した譜面をフリーでゲットできるのです。文字通りタブ譜も付いています。フィリップ・バーデン・パウエル(音楽家、バーデン・パウエルの息子)さん、Muito obrigado!

 1960年発表の1stアルバムから40年の間に残したアルバムの数は60枚前後なんだそうですが、最も評価が高い一枚といえば、1964年の「ア・ヴォンタージ(A VONTAGE)」でありましょう。当時、20代後半を迎えたバーデンの最高傑作であります。何度聴いても飽きません。いや、聴けば聴くほどその魅力が増していくアルバムです。ジャケットもいい味出してますね。

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あらためてヴィオロニスタ主義

violonista=ギター奏者

ギター奏者として人生を全うする。
それがヴィオロニスタ主義。

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