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2003年9月16日 (火)

ヴィオロニスタは右手が命

 「芸能人は歯が命」だが、「ヴィオロニスタは右手が命」なのかもしれない。右手のフィンガリングが、音量や音色はもちろんのこと、音楽的表現の多くをコントロールするからだ。もちろん左手も大切だし、左右のコンビネーションの技術が音楽的表現に大きく寄与するのは言うまでもない。

 左手の技術で大切なことは「指の運動量を最小限にすること」である。上手なプレイヤーのフィンガリング(運指)は無駄な動きがなく、実にスムーズだ。ポイントは2つ。まず、弦を押さえていない指(使用していない指)を必要以上に弦から浮かせないこと。ポジション移動の際も同様で、弦を擦るノイズが入らない程度に力を抜けばいいのである。もう1つのポイントは、「効率的な運指」だ。「効率的な運指」の基本は、同一の弦を移動する際は同一の指を使う、ということ。指の運動量は小さくなり、押弦をミスる可能性がほとんどなくなる。運指を変えることによって、難しいと感じていたフレーズやコードがスムーズに弾けるようになるケースも少なくない。

 右手は左手よりやっかいだ。クラシックギターの教本にはスケールやアルペジオをはじめ様々なトレーニング方法が記されているのだが、はっきり言って面白くない。しかも、このような基礎練習を真面目にやっていると、それだけで数時間経ってしまうだろう。では、私は日々どのような練習をしているのか、そのへんについては追い追い紹介させていただくことにして、今日は爪について言及してみたい。

 指や爪の形状、右手のフォーム、プレイスタイルなど、ギタリストの個性に合わせて、爪の長さや形を調整する必要がある。私の場合、爪の長さはi(人差し指)とm(中指)がほぼ同じで、指頭から3mm程度。手の甲から見て左側を多めに削り、爪のピークがやや右側にくるようにしている。弦にタッチしているのが主に爪の左側なので、抜けをよくするためである。a(薬指)はやや長めで3.5mm程度、ピークはimと逆でやや左側にくるようにしている(弦にタッチしているのが主に爪の右側なので)。p(親指)は4.5mm程度、ピークは右側にくるようにしている。こうすると、弦を線で捉えることができるので、力強いピッキングができる。

 ヴィオロンは弦を右手の指で弾いて音を出す。爪の長さや形、硬さも、その出音に大きな影響を及ぼす。ヴィオロニスタの個性は右手がカギを握っているのかもしれない。

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